つながりが、安心して住み続けられる地域をつくります。

玉入れ

地域交流カフェ「大運動会」で

地域づくり参加は魅力的

幸樹会は、四つの理念(事業目標)のうち一つに、「医療・介護・福祉のネットワークづくりに努めるとともに、地域に住む人々との交流を深め、理解・協力・参加が得られるように努め、安心して暮らし続けられる地域づくりに貢献していきます」とうたっています。
その実践を通して、地元の方々と交流ができ、ご期待の言葉を聞くたびに、役職員は自らの仕事の重要性を再認識し、意欲とともに事業と活動の魅力が深まっていくことを感じています。幸樹会自らの理念にする所以です。

地元のボランティアに支えられた地域交流カフェ、あんず畑活動など

2ヵ月に1回の地域交流カフェ、篤志家のご協力によって訪問看護師・介護職員が始めたあんず畑活動(芋ほり大会、枝豆収穫祭など)は、地元の方々のご協力で定期的に行われ、さんしょうのご利用者・家族、三和病院の患者さん、近隣住民の皆さんなど、子どもからお年寄りまで一緒に楽しんでいます。
住民の皆さんや医療・介護サービスの利用者・家族の皆さん、近隣で医療・介護・福祉分野の仕事に取り組んでいる皆さん、いろいろな立場におられる皆さんと交流する場、つながりをつくって行く場、つくりだす努力をこれからも続けていきます。

地域交流カフェは次のようなテーマで行なわれてきました。

第1回
「幸樹会の事業と活動紹介」、みんなでつくり持ち寄った料理で交流
第2回
「福祉用具・補助器具の知識を高めよう」、福祉協同サービスの福祉機器紹介
第3回
「介護食を知る」「食事介助体験をしてみましょう」「介護用食器」紹介
第4回
「幸樹会館完成内覧会」「宮崎和加子さん講演」
第5回
「病気があっても海外旅行を楽しむ」高林克比己医師の話。「和田秀雄さんの折り紙・紙飛行機遊び」
第6回
「クリスマスを楽しもう」、「内中澄江さん他の紙芝居・松戸の昔話」、「岡野俊之牧師のお話、聖歌隊合唱」
第7回
「餅つき大会」「ハンドベル部・手話部演奏」
第8回
「アロマテラピー」「ハーブの活用」「足湯」
第9回
「安心してお薬を使っていただくために」「世界で自分だけのお薬手帳
第10回
「夏まつり」「内仲偉雄さんのからくり人形」
第11回
「秋だ、身体を動かそう!大運動会」「感染対策」「吉岡信太郎さんの健康講話」
鯛
聖歌隊
紙芝居
内中からくり人形

ひらかれた学び合う場「八柱学習会」

医療や介護について社会的な視点から学ぼうと始まった職員の毎月1回の自主勉強会が、今では地元の住民の皆さん、他事業所の皆さん、医療・介護職をめざす高校生なども参加する開かれた「八柱学習会」として継続しています。
「人間の死と看取り」「ICF(国際生活機能分類)を学ぼう」「地域共生社会と地域包括ケアシステムとは」「社会保障は経済の足を引っ張っているのか?」などをテーマに行っています。「疲れて大変でしょうが、医療や介護に従事している方々は、もっと医療・介護のどうなっているか、住民の中に入って知らせるべきだ」などの発言がある刺激的な学び合いの場になっています。